米離れ時代の炊飯器事情

日本人の米離れが進んでいるとのニュースをよく耳にします。若者がパンや麺を食べることが多くなったとか、反対に若者よりむしろ高い年齢層のほうがお米を食べないなど、様々な情報が入ってきますが、やっぱり日本人はお米が基本と断言します!(ただのご飯好きです)

しかし米離れはどうやら確実なようで、その影響で炊飯器の販売も伸び悩んでいるのだとか。
家電メーカー各社は「おいしいお米をよりおいしく炊飯する」ことに執念を燃やしており、そのために高圧をかけたり釜に銅を使ったり長谷焼きを使ったり蒸したり踊らせたりと、様々な付加価値を付けた炊飯器を販売しています。

一方で美味しいご飯を炊くだけではなく、別のアプローチで付加価値を付けた炊飯器も開発されています。

例えばアイリスオーヤマの「米屋の旨み 銘柄炊き 分離式IHジャー炊飯器」は、お米の銘柄に合わせて炊き分けることができ、さらに本体が分離してIH調理器としても使えるという離れ業。一人暮らしの人にも便利そうです。

おもしろ電子グッズのネット通販でおなじみのサンコーでは、お米の糖質を33%減らす「糖質カット炊飯器」を開発して販売しています。これも考えもしなかった面白い機能。ダイエット中の方には嬉しい機能ですね。

タイガー魔法瓶からは、こんにゃくとタピオカを原料とした米状加工食品「とらひめ」と「とらひめ」に合わせた調理機能を搭載した炊飯器を発売。とらひめは糖質45%オフ、食物繊維が8倍もあるそうで、健康志向の方には気になるのではないでしょうか。お米状の食品まで開発してしまうとはすごいですね。

レコルトの少人数用炊飯器は、お釜の上に専用トレイをセットすると煮込み料理や蒸し料理が作れるというすごい機能が。

と、多様に発展している炊飯器業界。みているだけでとても楽しいです。

ちなみに我が家は炊く前に自宅で精米、土鍋で炊いています。土鍋の炊飯、意外に簡単で抜群においしいですよ。
梅雨が開けたら夏本番です。ご飯を食べて夏を乗り切りましょう(そうめんもおいしいですよね)!

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