楽歩堂ファンの皆様こんにちは(^^)/
これまでは〝山菜採りは、山の持ち主やその関係者の行い〟であって、一般的には〝山のものを持ち出さない、持ち込まない〟というのが常識だと思っていました。
ところが!!
北海道では・・・というか、私の歩いた山々では、老若男女問わず、山菜採りを嗜まれていました。
雪解けの頃に、ビニール袋を片手に、フラフラとフキを探している高齢の男性。
熊鈴を鳴らしながら、行者ニンニク(北海道では「アイヌネギ」と呼ばれているようです)を摘んでいるソロの女子。
「わっ!美味しそうなヨモギ。でもママもう持てないよ。」「ボク持てるよ。」と楽しそうなファミリーの会話。
「ほら、これはあなたが持って行きなさいよ」と、仲良し中高年の笑顔。
この状況を理解するのに2カ月もかかりました(笑)。
そしてついに私も!
行者ニンニク(アイヌネギ)!
ヨモギ!
1番楽しかったのは、タケノコです。
北海道の皆さんが「タケノコ採り」と言っていたのは、ネマガリタケ(チシマザサの新芽)のことで、良く育った太いものは、道の駅などで、1本50円位で販売されていました。
テレビでは、山菜採りで遭難した方々を探すニュースも多く流れていましたが、それくらい夢中になってしまう山菜でした。
「ヒグマより先に採らなきゃ」などと陽気に笑う方々に交じって、私もササ漕ぎ開始です。タケノコめがけてズンズン進みたくもなりました。
そしてゲット!ジャーン!
目先や足元は明るくても、フッと見渡すと霧に包まれた白い世界が広がっていたり・・・。
採ったタケノコは、酢漬けや下茹で冷凍などにしましたが、何と言っても焼タケノコは最高に気に入りました。
山で見つけては、2~3本だけ採って、焼いて食べる・・・そんなオツな6月の休日を過ごしております。
余談ですが、スグリメロンといって漬物用に売られている10数㎝程の小さなメロンも、3~4玉で200~300円と安価で、ご当地原産の恵みで、タケノコの次のお気に入りです。
では、また。