2011年から横浜で開催されている、新たな夜景の創造を試みる国際アートイベント『スマートイルミネーション横浜2018』が今年も10月31日から開催されます。国内外のアーティストが多数参加し、ライトアップやインスタレーションなどで横浜の街を彩る芸術祭です。
現在、3人(組)の参加作品が先行発表されていますが、その中の一つ久保寛子さんの「海足(うみあし)/Pacific Feet」という作品が魅力的なので、足つながりということでご紹介します。
信仰の対象となる偶像を破壊する時に残る二本の足から着想を得たという作品。
日本の農耕現場で獣害対策に使用される金網やネットを素材とし、農民の労働と生産へのオマージュとして制作されました。当初泥足(どろあし)と名付けられたこの作品は、スマートイルミネーション横浜2018において、光という新たな要素が加えられ、海足(うみあし)として再提示されます。
足の内部に入ることができ、来場者のアクションにより光が変化します。[全長8m、高さ3.6m]
スマートイルミネーション横浜2018公式ウェブサイトより
先日牛久大仏を見て、大きいものの力を感じているので、この作品も是非見てみたいです。
イベントでは横浜税関、夜の庁舎見学会や水上タクシーで会場からアートを楽しめる特別プランなどがあり、いつもと違った夜の横浜を楽しめます。
スマートイルミネーション横浜2018