先日の投稿でスポーツ庁が推進する「FUN +WALK PROJECT」をご紹介しましたが、国民の健康を増進することで、医療費を削減する狙いもあるようです。確かに高齢化社会がすすみ、医療費の増加は想像に難しくありません。厚生労働省が発表している国民医療費の概況(平成27年度版が最新)を見ても、毎年最高額を更新し続けていますので、医療費を下げることは国として取り組んでいくべき問題ですし、個人的にもなるべく低下させていきたいと思うところです。
さて、歩くことで医療費は削減できるのか?ウォーキングと健康について書いているように、歩くことによって健康増進につながるということは、こちら楽歩堂e-shopのブログでも度々書き記していますが、これについての記事がネット上にありました。
イギリスでマイカー通勤、電車・バス通勤、徒歩・自転車通勤の人のBMI(肥満度の指数)、体脂肪率を調べたところ、数値が低い順に
(1)電車・バス通勤
(2)徒歩・自転車通勤
(3)マイカー通勤
となったそうです。国は違えどこれは変わらないのではないでしょうか。都会の電車通勤は家〜駅〜職場と意外と歩く距離がありますし、駅の階段の昇り降りも多く、けっこう運動量が多いですからね。やはり歩くことは肥満度を下げるということですね。
学術誌”Journal of the American College of Cardiology”に掲載されたある論文に「運動は奇跡の薬」という表現が使われているそうですが、運動は医学的に健康に良いと認められているのだそうです。
つまり、歩くことで健康になり、医療費は減らすことができると言えそうです。
日々の生活に無理なく運動を取り入れて健康な体を維持するよう心がけたいものです。
参考:YAHOO!ニュース スポーツ庁推奨のスニーカー通勤は奇跡の薬?医師解説