鎌田式かかと落としとは？ | 足と靴の問題解決ブログ

高齢になるにつれ、足の筋力が衰えてくるのは仕方ないところ。しかし座りっぱなしの生活をおくっていると、抗重力筋が刺激されないため、死亡リスクが40％上がるという論文もあるそうです。そんな危険を遠ざけるために、諏訪中央病院名誉院長の鎌田實先生が実践しているのが「鎌田式かかと落とし」という運動です。

「抗重力筋」とは、字の通り重力に抗する筋肉のこと。つまり、重力に対して姿勢を保つ筋肉のことを言います。立っているときも、座っているときも抗重力筋が体のバランスを取っています。

「かかと落とし」とは？
「かかと落とし」の効果とは？
「かかと落とし」の方法は？
「かかと落とし」と適度なウォーキングでさらに健康に！

「かかと落とし」とは？

かかと落としと言っても、格闘技で足を大きく振り上げて落とす攻撃法のことではなく、つま先立ちの姿勢から踵をストンと落とすだけの簡単な運動です。この「鎌田式かかと落とし」が健康寿命を延ばす可能性があるとして注目されているのだそうです。

「かかと落とし」の効果とは？

なんでも、かかとを落としたときの刺激が骨を再生する骨芽細胞を刺激し、骨密度を改善して強い骨を作ってくれるんだとか。それだけではなく、血糖値を下げる効果もあることがわかってきたのだそう。

さらに「第2の心臓」と言われるふくらはぎの筋肉を動かすことで、心不全の予防も期待できるとのことで、やってみる価値はありそうです。

「かかと落とし」の方法は？

鎌田式かかと落としのやり方は、椅子の背もたれやテーブルなどに手を添えてつま先を上げ、その後つま先立ちをし、その姿勢をキープしてから踵を落とす。

これを1日30回程度行うことで効果が期待できるということです。

最初につま先を上げるのもポイントで、平らなところでつまづかないようにつま先が上がるような運動をしておくことで、転倒を予防することができます。

無理なく続けられる「鎌田式かかと落とし」、ちょっとした時間に実践してみてはいかがでしょうか。

集英社より鎌田先生によるかかと落としの本が出版されていますので、ご興味のある方はご覧ください。

■70歳、医師の僕がたどり着いた　鎌田式「スクワット」と「かかと落とし」
https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?jdcn=08786116948727000000

「かかと落とし」と適度なウォーキングでさらに健康に！

抗重力筋の衰えを予防するには、ウォーキングなどの適度な運動が効果的です。「かかと落とし」といっしょに無理のない範囲でウォーキングをするのもおすすめです。

たくさんの歩きやすいコンフォートシューズを取り揃えている楽歩堂 e-shopのおすすめは、「ベスティンプロタイム2」。

それでは、「ベスティンプロタイム2」の歩きやすさの秘密をお伝えします。

どんな形の足も快適に包み込むストレッチ素材

アッパーに抜群のストレッチ性能を誇るニット素材を使用。まるでソックスのように足を包み込み、快適な履き心地を提供します。

幅広、甲高の方は普段のサイズより1つ上のサイズをおすすめします。

軽いのにしっかり足をサポート

軽さを売りにしたスニーカーはたくさんありますが、一般的に軽く作ると靴の強度が弱くなり、サポート力が足りくなってしまいます。そういった靴は足をしっかり支えることができないので、履いていると疲れやすくなります。

「ベスティンプロタイム2」は羽根のように軽いのにフィット感抜群。サイドに配置した伸縮性のないパーツと靴紐でしっかりと足を支えるように設計されているので、一日中履いていても疲れにくくできています。

独自の木型でフィット感抜群

楽歩堂では全国に31店の実店舗で日々たくさんのお客様の足を拝見しています。そんな経験と研究により独自に作り上げた木型で作られた「ベスティンプロタイム2」は、足の甲の自然な曲線と土踏まずの起伏に沿った形状で、足を包み込むような気持ちのいいフィット感を生み出しています。足全体を優しく包み込まれるような、とても自然な履き心地です。